児童発達支援センターへ見学に行った感想と息子の進路について。

1歳6ヶ月健診で発達の遅れを指摘され、臨床心理士(以下、心理士)さんと面談した際に紹介された親子教室(役所開催)。

そこで心理士さんと息子の今後について相談し、『児童発達支援』についても相談したところ、施設がいくつか載った資料を頂き、見学に行ってみることを提案されました。

前回の記事はこちら↓

発達障がいグレーな息子と2回目の親子教室に参加。今後について。
1歳6ヶ月健診で発達の遅れを指摘され、後日臨床心理士さんと面談した際に紹介された親子教室。 今回は2回目となる親子教室のおおまかな流れと、前回と比べた息子の様子の変化、そして前回の反省点をふまえての感想と今後の課題について、お話したいと思います。

こんにちは、奥戸サオリです。

今回は児童発達支援の種類見学に行く前に調べて感じたこと、また実際に見学に行った児童発達支援センターの感想息子の進路についてお話します。

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児童発達支援の種類

児童発達支援には『児童発達支援センター』『児童発達支援事業所』の2種類あります。

○センターと事業の違い

センター、事業どちらも、通所利用の障害児やその家族に対する支援を行うことは「共通」とし、

・「センター」は、施設の有する専門機能を活かし、地域の障害児やその家族への相談、障害児を預かる施設への援助・助言を合わせて行うなど、地域の中核的な療育支援施設

・「事業」は、専ら利用障害児やその家族に対する支援を行う身近な療育の場

出典:児童発達支援センターと事業について|厚生労働省(PDF資料8頁)

実際に見学に行く前に調べて感じたこと

平成24年の児童福祉法改正によって、通所施設の規制緩和が行われたこともあり、民間事業者などが参入しやすくなったとのこと。

より身近な場所で児童発達支援が受けられるようになったことは利用者にとって喜ばしいことです。

実際に私が無理なく通える範囲には、児童発達支援を行う施設3ヶ所もありました。

正直こんなに身近に3つもあると思っていませんでした。(地域によってはまだまだ数が少ないところもあるとのこと。)

しかしまだ改正されて間もないこともあり、3ヶ所のうち1ヶ所は比較的最近できたところでした。

実は3ヶ所とも見学予約する前にホームページを確認し、息子とお散歩がてら、場所の確認と併せて外観を見て回ったのですが、最近できたところは3ヶ所の中でホームページは一番しっかり作られていたけれど、外観や雰囲気が思っていたイメージとだいぶ違ったため見学は見送りました。

やはりホームページだけでなく、実際に足を運んでみるというのは大事だなと感じました(^^;

実際に見学に行った児童発達支援センター

そのため実際に見学に行った施設2ヶ所

先に載せた児童発達支援の種類でいうと、どちらも『児童発達支援センター』にあたります。

ここでは最初に見学に行った施設を『A』後に見学に行った施設を『B』とします。

児童発達支援センターへ見学

児童発達支援センターAの感想

息子の様子

見学当日、少し早めに到着。

玄関ですこし固まるが、登園した親子がまだ2組程度で、息子は少し警戒しながらもそこにあったおもちゃに興味を示す。

次第に人数が増え始め、朝の準備で周りが慌ただしくなってくると、息子も怖くなったのか私にぴったりとくっついたままになる。

その後、朝の会でのピアノ伴奏と歌になると激しく嫌がり泣き出す。

この日はその場を少し離れてみたり、なだめてみても泣き止むことがなく、泣き疲れてそのまま寝てしまったため、腕に抱いたままお昼頃まで見学を続けました。

最後の方は腕がパンパンでやばかったです(^^;

園長先生と保育士さんの様子

基本的には園長先生がそばについて色々と説明をしてくださいました。

園長先生は長年、発達障がいの子どもたちを見てきたこともあるためか、息子の泣き声を聞いただけで

「やっぱり少し泣き声が幼く感じますね。」

「この感じは少し(自閉症が)気になりますね。」

と仰っていました。

この時は、泣き声だけでもそんな風にわかるものなんだなーと少し驚いたのと、やっぱり自閉症の疑いは強いのかな…と少し複雑な気持ちでした。

保育士さんたちは常に忙しそうであまりお話する機会がなかったのですが、一人だけ園児に対する接し方で少し気になってしまう保育士さんがいました。

園長先生に気になることをお話するか迷いましたが、通わせている親ならまだしも、一度見学に訪れただけの私が言うするのも差し出がましいかなと思い、言えませんでした。

(というか、園長先生のいる場での出来事だったので、園長先生が特になにも言わなかったということはそれが当たり前なのかもしれません。私が気にしすぎなのかもと思いながら悶々としていました^^;)

ただそのこともあり、ここに通わせるのはやめておこうかなと感じました。

児童発達支援センターBの感想

こちらの施設でまず最初に印象的だったのは、見学予約をした際の電話口での対応でした。

電話で話しているときに息子が「あー」と少し声を出したのが聞こえたようで、「あ、息子さんの声ですか?もしお母さんを呼んでるようでしたら、こちらは気にせず相手してあげてくださいね。」と言われたんです。

実際には息子はお気に入りのおもちゃでご機嫌に遊んでいて出た声だったので、「大丈夫です。」と話を続けたんですが、その気遣いが嬉しかったです。

息子の様子

見学当日。

こちらはみんなの登園時間より30分ほど早めの時間を指定され、見学前に園長先生と面会があるとのことでした。

息子は玄関を入ってすぐはいつものように固まって、周りの様子を伺っていました。

園長先生と面会する応接室のすぐ隣にはたくさんのおもちゃが用意されたお部屋もあり、面会中は保育士さんが見てくれるとのことでしたが、息子が私から離れるのを嫌がると、園長先生から「一緒で大丈夫ですよ。」と仰っていただき、おもちゃをいくつか持って応接室に入りました。

園長先生との面会中は終始ご機嫌でおもちゃで遊んだり、応接セットのソファに登ったり降りたりしていました。

その後、みんなの集まるお部屋に移動すると、やはり大人数の場所は苦手なのか入ってすぐにのけぞって嫌がってました。

その様子を見た保育士さんから、「一緒にプレイルームに行ってみない?」と誘って頂き、他のお友達数人とプレイルームに移動。

小人数なら平気な息子は楽しそうに遊んでいました。

保育士さん他、職員の方々の様子

『A』に比べて少し施設の規模が大きいこともあり、保育士さんの人数も多く、とにかく子どもたち一人一人の様子をしっかり見ていて、フォローもすばやく感じました。

息子の様子もしっかり見てくれていて、怖がっていたら無理にさせることもなく、急かされることもなかったです。

(見学者だから特別というわけでなく、たくさんいる子どもたちの中で、臨機応変に対応してくれていました。)

園長先生の様子

私にも息子にもとても優しい物腰でお話してくださる方でした。

施設の説明をしている最中も、息子が少し愚図ったり楽しそうに笑うと、その都度お話を止めて息子に優しく話しかけてくれ、息子の慎重すぎる・神経質な性格に対しても、行動をじっくり見ながら、

「お、今教わったこと一回で覚えられたの?偉いね!賢い子だね。」

と褒めてくれました。

(息子は慎重派ゆえ、新しいことに対して「とりあえずやってみる」ことはしない。ここでやらせようと急かすと嫌がる。園長先生から「本人なりにしっかり観察して、理解してから初めて行動するタイプですね。」と言われました。確かにそうかも!)

また人見知りが強く、私から離れないことに対しても、

「母親との信頼関係がしっかり築けていますね。」

「周りの子たちと少し違うと不安になることもあると思いますが、大丈夫ですよ。ほら、この子はお母さんが傍にいれば、安心して色々試そうともしている。」と。

マイナスにばかり捉えていた息子の性格を、じっくり様子を見ながら一つ一つ褒めてくれたことで、私にとっても気づかされることが多かったです

さらに驚いたことが一つ。

お話を終えて応接室を出る際に、息子が園長先生に自ら近寄っていき手を握ったんです!

話している言葉はわからなくても、なんとなく自分のことを褒めてくれていることはわかったんですかね。

初対面の方に自分から近寄っていくことが初めてだったので、本当に驚きました。笑

児童発達支援センター2ヶ所を見学し終えて

実は自宅から一番近いのは『児童発達支援センターA』の方だったため、見学に行く前は『A』が本命でした。

しかし2ヶ所を見学し終えて感じたことは、やはり同じ児童発達支援センターでも特色は異なるんだなぁということと、実際に見学することは大事だなぁということでした。

施設見学でチェックしたポイント
  • 息子の様子:実際に通う息子の様子は重要なチェックポイントでした。
  • 園長(所長)や職員の様子:今後子どもと関わる大切なパートナーとなるため、子どもを通した対応やフォロー体制などを見ました。
  • 他の子どもたちの様子:楽しそうに過ごしているかどうか?また保育士さんとの関わりで気になる点はないか?など。
  • 施設の雰囲気や設備など:私が見学した所はどちらも給食室があったので、給食室の外からですが中の様子や献立、アレルギー(息子は軽度の卵アレルギー)にはどの程度対応可能か?など確認しました。その他、気になる箇所があれば実際に見せてもらうことで安心できます。
  • 利用方法の確認:通いやすい場所かどうか?また利用回数や曜日の確認など。
  • 療育内容や施設の方針など:療育内容が納得できるものか?施設の方針や理念はホームページでも確認できますが、実際に様子を見て矛盾点を感じるところはないか?

保育園でも幼稚園でもない、児童発達支援センターという選択

『A』を見学した直後は、正直今すぐどこかに通わせる必要はないんじゃないか、まだ息子といつも一緒にいることの方が大事なんじゃないか等々考えたりもしましたが、『B』を見学した後は、ここなら通いたい、私自身も何か学べるかもしれないと感じました。

そして夫婦でも話し合い、我が家は『児童発達支援センターB』入園希望を出しました

近年、早期発見・早期療育を推奨していることもあり、このような施設も入園希望者は毎年増加傾向にあるとのことで、役所の方では「希望者多数の場合は難しいかもしれない。」と聞かされていたんですが、タイミングが良かったのか、『児童発達支援センターB』で4月からの入園決定通知を頂くことができました

地域によってはまだまだ施設の数も少なく、希望してもすぐに入れるとは限らないことも多々あると聞きます。

そんな中、選択できる環境にあり、さらに希望通り入園できることは本当にありがたいです。

実際に通うためには他にも受給者証の発行が必須だったり等あるのですが、その流れについては以下の記事を参照ください。

児童発達支援の利用に必要な「障害者受給者証」とは?自己負担額や手続きについて。
専門的な療育を受けるために1歳10ヶ月の春から児童発達支援センターへ通うことになりました。 今回は福祉サービス(児童発達支援)を利用する際に必要な「障害者受給者証」と自己負担額について、またその手続きにの流れついてお話します。
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