先日公開した切迫流産・切迫早産の長期入院でかかった入院費用ですが、高額療養費制度が適用されても、自己負担額が月に8万~10万円強と臨時の支出としてはかなり高額になりました。
退院日が明確でない長期入院中は正直毎日お金の心配ばかりしていましたー(^^;
こんにちは、奥戸サオリです。
そこで今回は、実際にかかった入院費用のおさらいと、実際に支払われた入院給付金の額を踏まえて、今後保険を見直すべきなのか、最新の医療保険制度改革も交えた考察でお話しします。
目次
入院日数と自己負担額
先日の記事のおさらいになりますが、実際に入院した日数と自己負担額がコチラ。
① 2/26~28 (3日間) 80,790円
② 3/1~27 (27日間) 108,890円
③ 4/24~30 (7日間) 88,240円
④ 5/1~20 (20日間) 101,370円+277,450円(出産費用)=378,820円 ※
※④最終月は合計額が出産育児一時金(42万円)を下回り、直接支払制度を利用できたため、自己負担額は0円で済みました。
ここで注意が必要なのは、上記自己負担額というのは純粋に病院に支払った入院費用のみです。
つまり入院費用以外でかかる費用、例えばお見舞いに来てくれる家族の交通費や、配偶者や子どもがいた場合の外食費、入院生活で必要な日用品などの雑費を計上すると、入院に伴ってかかる費用はさらに膨れ上がり結構な金額になります。
私の場合は幸い入院した病院が比較的近く、お見舞いの交通費はかからなかったことや、主人の実家もそこそこ近いため、主人の夕飯などは実家でお世話になることができました。
医療保険から支払われた入院給付金
まず私が加入している民間の医療保険で今回関係してくる保障内容は以下の二つ。
- 疾病入院給付金:病気で入院したとき 1日目から保障 日額:5,000円
- 女性入院給付金:所定の女性特定疾病で入院したとき 1日目から保障 日額:5,000円
※どちらも1入院の支払限度60日、通算支払限度1,000日
そして実際に支払われた給付金がコチラ↓
- 疾病入院給付金:5,000円×57日=285,000円
- 女性入院給付金:5,000円×57日=285,000円
入院給付金合計:570,000円
女性入院特約を付けていたおかげで、実際にかかった入院費用の倍以上の給付金を受け取ることができましたー\(^o^)/
しかし同時に気づいたことは、、、
給付金が多いことは大変嬉しいことですが、私の場合は女性入院特約を付けていなくても案外乗り切れたかも?ということでした(^▽^;)
特約を付けるとその分保険料も上がるので、単純に保障が手厚ければ手厚いほど良いってもんでもないんですよね。
ただ今回はまるで図ったかのように入院日数が支払限度60日に限りなく近い57日でしたが、もっと長期になる可能性は十分あったため、その点を考えるとやはり付けておいて良かったのかもしれません。
保険を見直すべきか?
今回の件で私の医療保険はもう少し削れるんじゃないか?とも考えましたが、
★できれば子どもはもう一人欲しい(切迫体質のため二人目も長期入院の可能性大)こと
→第一子のときは主人の食事面の心配だけで済みましたが、第二子妊娠となると上の子の預け先を考えたり食事はどうするかなど、かかる費用は確実に増します。
★今年(平成28年4月1日)から入院時の食事療養費が1食辺り260円→360円に値上がりしており、平成30年4月1日からはなんと460円に上がる予定!
→今回の記事の入院費用は食事療養費が1食辺り260円の時のものなので、今入院すると1日300円の負担増、1年半後には食事療養費だけでおよそ2倍近くの負担増になります。
参考資料:平成28年4月から入院時の食費の負担額が変わります/厚生労働省
等々考慮すると、少なくとももう一人出産するまでは保険の見直しは見送って、このまま継続しようという結論にいたりました。
保険を適度に備えるってやっぱり難しいですね(^^;
まとめ
保険加入時はこれがベスト!と思って加入しているのですが、やはり実際に入院してみて初めて保険給付金を受け取るとこれは本当に必要だったのか?など気づくことも多かったです。
また上にも記載した食事療養費の値上げ等、途中で医療保険制度の改革があると現在加入している保障内容では足りなくなるといった場面も出てくると思います。
今回は見送りましたが、定期的な保険の見直しってやっぱり大事ですね!
保険給付金請求のタイミングと流れ↓