1歳6ヶ月健診で発達の遅れを指摘され、後日臨床心理士さん(以下、心理士さん)と面談した際に紹介された親子教室(役所開催)。
こんにちは、奥戸サオリです。
今回は2回目となる親子教室のおおまかな流れと、前回と比べた息子の様子の変化、そして前回の反省点をふまえての感想と今後の課題について、お話したいと思います。
親子教室に初めて参加したときの様子はこちら↓
目次
2回目の親子教室のおおまかな流れ
時間は前回と同様、始まりから終わりまでおよそ1時間半。
出欠カードにスタンプを押して、全員揃うまでは自由におもちゃで遊んで待ってました。
今回も息子は固まりスタンプを押せなかったため、私が代わりに押しました。
今回の参加者は私たちも含めて3組。
(本来は6組参加予定だったらしいのですが、インフルエンザが流行っているせいもあってか、前回より少なかったです。)
①始まりの会
②自己紹介
③ふれあい遊びと紙工作(基本的に前回と違うのは遊びの内容のみでした)
④自由遊び
→前回同様、この時に心理士さんや保健師さんが個別に話しかけてくれて、現在の困りごとや悩みごとがあれば相談可能。
⑤親向けのお話
⑥終わりの会
前回と比べた息子の様子の変化
教室に入ってすぐは前回と同様、しばらく固まって周りの様子を伺っていました。
ただ前回と少しだけ違ったのは、前回と同じ心理士さんのことは覚えているのか、話しかけられても顔をそむけるほどではなかったです。
保健師さんは前回と別の方だったこともあり、やはり警戒していました。
①始まりの会と②自己紹介
心理士さんと親子で円になって座るのですが、おもちゃなど何もない状態で座って話を聞くというのが苦手なようで、常にいろんなおもちゃを持たせていました。
しかしおもちゃの効力も長持ちはしないため、自己紹介あたりで前回同様、愚図り始めました。
③ふれあい遊びと紙工作
ふれあい遊びは音楽に合わせて親が子どもをくすぐったりなどする遊びでしたが、音楽が流れる中でする遊びも好きではないようで、またもやエビぞりで嫌がってました。
しかし紙工作になると息子の様子が少し変わり、紙にクレヨンでお絵かきしているときは楽しそうでした。
出来上がった紙工作(落とすとくるくる回るおもちゃ)も、キャッキャッと楽しそうに笑っていました。
※お絵かきをさせたのはこの時が初めてだったため、それ以降、家でもクレヨンでお絵かきをさせてみました。紙からはみ出して違うところに描いてることの方が多いですが(笑)、ひとまずお絵かきは気に入ってるようです^-^
④自由遊び
好きなおもちゃや遊具で自由に遊べます。
それと同時に心理士さんと保健師さんが個別に回ってきてくれるので、聞きたいことがあればこの時に相談できます。
前回はこの時点で私自身が息子をあやすのにかなり疲れてしまい、他愛もない会話だけで終わり後悔したため、今度こそはちゃんと相談したいことを聞けるようにメモを持参しました。
相談内容の詳細は後述する今後の課題でお話します。
⑤親向けのお話
引き続き、子どもたちは各々おもちゃで自由に遊ばせながら、親だけ子どもの近くで円になって心理士さんのお話を聞きました。
今回のお話の内容は「お話するために必要な力」と「ことばの力を伸ばす関わり方」についてでした。
しかしここでも前回同様、息子がすでに遊びに飽きてしまい、怒涛の帰りたいアピールが始まりました。
この状態でお話を聞くのはかなり困難なため、一旦教室から出て息子をなだめていました。
⑥終わりの会
教室から出て息子をなだめるも、愚図りがピークに達しており、ここまでくると少々パニックに近い状態になっていました。
一旦教室に戻り、お別れの挨拶をしてから帰りました。
しかし今回は④自由遊びの際に心理士さんとしっかり相談もでき、また他の参加者のお母さんとも少しだけお話することができたため、前回のような居たたまれない感はありませんでした。
前回の反省点をふまえての感想
前回の反省点として、私自身のメンタルの問題もあったため、今回は周りを気にするのではなく息子としっかり向き合う(極端に言うと息子のことだけを見る)気持ちで参加しました。
具体的には、「息子が嫌がることを無理にはさせない。」ということ。
前回は私自身が恥ずかしいと思ってしまうことで、息子が嫌がっても少々強引に参加させようとしたり、愚図るとなんとか静かにしてほしいと必要以上になだめることに力が入ったりしていました。
その結果、私自身も息子自身もただただ疲れるだけで終わってしまっていました。
そのため今回は嫌がったら無理にさせようとはせず見守ってみたり、愚図りだしたら思い切って教室を出てみたりもしました。
結局⑥終わりの会の頃には、前回と同じようにパニックに近い状態で愚図ってはいましたが、前回に比べると終始愚図りっぱなしのような感じになることはなく、途中お絵かきではちゃんと座ってみんなと一緒に楽しめたりもしていたので、大きな変化はないですが、前回より息子なりの楽しみ方ができたのかなと思います。
また私自身も前回ほど疲労困憊することはなく、気持ちにも少し余裕ができたことで、周りのお母さん方とも少し会話ができ、相談したい内容もしっかり聞くことができ、親子教室に参加できて良かったと思えることができました。
(前回は私自身、あまりにも不甲斐なさすぎて、実は「親子教室、参加する意味あるのかな…」なんてかなり弱気になってしまっていたんです(^^;お恥ずかしい。)
今後の課題
親子教室に初めて参加してから、発達障がいグレーゾーン(発達が気になる程度の段階を含む、はっきりとした診断名がつかない状態)について色々調べた結果、現在は早期発見・早期療育(発達支援)が推奨されていることを知りました。
参考URL 第3回障害児支援の在り方に関する検討会|厚生労働省
そのため心理士さんとも息子の今後について相談し、この地域で通える『児童発達支援』がないか相談したところ、資料を持ってきてくださり、一度いくつか見学に行ってみることを提案されました。
児童発達支援とは、障がいのある未就学児が日常生活における基本動作や、自活に必要な知識技能を習得し、集団生活に適応できるように支援するための通所施設のことです。
平成24年度の児童福祉法改正で、それまで障がい種別だった施設が一元化されました。
ただしこれまで同様、障がいごとの特性に応じたサービス提供を行う施設もあります。
参考URL 児童福祉法・第六条の二の二|児童福祉法
今後の課題としては、児童発達支援の見学をした上で、実際に息子を通わせるかどうか夫婦で話し合いをしてみようと思います。
以前までは息子を幼稚園に通わせる予定でいましたが、今はそこだけに拘らず、息子にとっての一番は何なのか?を常に考えて決めていきたいと思います。