写真文字入れアプリの定番『Phonto』をご存じの方は多いと思いますが、実はこのアプリ、写真に文字を入れるだけでなく、無料でちょっとしたポスターも作れちゃうんです!
こんにちは、奥戸サオリです。
今回は実際にスマホアプリ『Phonto』(無料)を使って作成した、バースデーポスター(成長時計)の作り方を画像付きで解説します。
※解説で載せている画像はiPhoneでの作成過程をキャプチャーしたものです。androidとは多少仕様が異なります。
前回の記事にも登場したバースデーポスターも『Phonto』で作成しました。
目次
写真文字入れアプリ『Phonto』とは?
写真文字入れアプリ『Phonto』とはその名の通り、簡単に写真に文字を入れることができるアプリです。
フォントの種類も(2017/1/21現在)iOSで400種類以上、androidで200種類以上利用することができ、日本語フォントも30種類以上利用できる上に、なんと好きなフォントをフリーフォント配布サイトからダウンロードしてきて使うこともできちゃいます!
ただしフリーフォント配布サイトの中には怪しいサイトもたくさんあるため、ダウンロードして利用する際には注意が必要です。下記サイトではライセンスや利用規約に関する注意点を踏まえた上で、おすすめフリーフォント配布サイトを紹介されていて、とても参考になります。
私は上記サイトのおすすめの中で、dafont.comを利用させていただきました。
実際に『Phonto』にフォントをインストールする方法は、『Phonto』の公式サイトでiOSとandroidそれぞれのバージョン別に説明がありました。
まずはざっくりデザインを決める
★0ヵ月~12ヵ月(1歳)までの顔写真を並べて成長度合いがわかるものにしたい。
★誕生日、産まれた時間、産まれたときと1歳のときの身長・体重比較、その他できるようになったことや歯の本数なども盛り込みたい。
→これらを踏まえて、アナログ時計型(成長時計)のデザインに決定しました。
今回は私が実際に作ったバースデーポスターを参考に、『Phonto』の使い方と併せて作り方を解説していきますが、バースデーポスターは特にこれといったデザインが決まっているわけではないので、基本的には自分の好きなようにデザインを決めることができます。
『Phonto』は写真文字入れアプリですが、プレーン画像を選択することで、写真を使わず好きなフォントを組合せたデザインのポスターを作ることも可能です。
文字だけのシンプルなバースデーポスターもオシャレですよね^-^
『Phonto』を使ったバースデーポスター(成長時計)の作り方
①背景を選択
アプリを起動し、画面上もしくは下のカメラアイコンをタップ。
メニューが出てくるので「プレーンな画像を使用する」をタップ。
今回は右上の白無地の背景を使用します。(鍵マークが付いているものは有料テンプレートです)
デフォルトでは【2048×2048】の正方形が選択されているので、タップして画像サイズを選びます。
今回はA4サイズの縦長ポスターを作成するので【3:2】縦長の画像をタップします。
右上の四角に矢印のアイコンをタップするとメニューが出てくるので、「使用する」をタップ。
これで背景の選択完了です。
②使用する画像を追加する
左下の3本横線のアイコンをタップすると、メニューが出てくるので「画像を追加」をタップ。
使用する写真を選ぶとトリミング画面になるので、円形を選択。
※今回サンプルとして☆マークの画像を使用していますが、お子さまの好きな写真を使用してください。
ズームイン・ズームアウトや写真の位置を調整したら、右上の完了をタップ。
③追加した画像の編集
追加したトリミング画像をタップするとサイズなど調整するメニューが出てきます。
今回はサイズ「60」に設定し、先ほどの「②使用する画像を追加する」を繰り返し、0ヵ月~12ヵ月の写真(計13個)をアナログ時計の文字盤のように並べます。真ん中は12ヵ月(1歳)の写真です。
移動は指でスライド移動させることも可能ですが、メニューの「移動」をタップすると微調整に便利なアイコンが出てきます。
④文字の入力と編集
次に文字を入力・編集していきます。
画像以外のスペースをタップすると「文字を追加」というメニューが出てくるのでそれをタップ。
文字入力の画面になるので、まず最初にアナログ時計の針に使う文字の矢印(←)を入力し「完了」をタップ。
画像と同様に追加した文字をタップすると、サイズなど調整するメニューが出てきます。
サイズ以外にも傾きなど、時計の針のように調整して移動させます。
次は名前や誕生日などの文字を入力していきます。(フォントは3種類使用しました。)
文字入力画面で文字を入力し、「フォント」をタップ。
名前にはアプリに元々入っているフォント「Fredericka the Great」を使用。フォントを選択したら「完了」をタップ。
追加した文字のメニューを左にスライドさせて、
「カーブ」をタップ。カーブのつまみを左右にスライドさせると、文字がカーブします。
※今回はすべて文字は黒のままにしましたが、文字の色を変えたい場合はメニューの「スタイル」で変更可能です。
誕生日などのその他情報は、こちらもアプリに元々入っているフォント「Bodoni 72 Oldstyle Book」を使用。
同様にカーブさせたり傾かせたりしながら、好きなように配置していく。
「HAPPY BIRTHDAY」という文字のフォントは、前述のdafont.comよりインストールしたフォント「KGALittleSwag.ttf」を使用。
※こちらのフォントは「Free for personal use」(個人的な目的でのみ利用可能。商用では使えない。)ものなので、利用する際には注意が必要です。
全ての配置が終えたら完成です。
⑤完成画像を保存する
完成画像の保存は、右下にある四角に矢印のアイコンをタップ。
「画像を保存」をタップ。
「正常に保存しました!」というポップアップが出たら保存完了です。
作成に時間がかかる場合は、アプリが途中で強制終了してしまう可能性もあるため、作成途中でも適時「画像を保存」しておくことをオススメします。
ただし途中で「画像を保存」した画像は、背景として選択して引き続き使うことができますが、その場合は、「画像を保存」した以前の画像や文字などは編集できなくなります。
あとは保存した完成画像を家のプリンターやコンビニプリントなどでプリントすれば、バースデーポスターの完成となります♪
最後に
『Phonto』を使ったバースデーポスター(成長時計)の作り方、いかがでしたか?
アプリに慣れないうちは難しいと感じるかもしれませんが、慣れるとスマホ一つで色んな編集・加工ができるアプリなのでとっても便利です。
バースデーポスター以外にも、ウェルカムボードや年賀状のデザイン作成にも使えますよね♪
ぜひ試してみてください^-^
2歳の誕生日飾りつけでは、トーマスのウェルカムカードをこちらの『Phonto』で作成しました。