現在1歳5ヶ月の息子。
歯が生え始めたのは平均より少し遅い生後11ヶ月の頃でした。
現在も上前歯とその両サイドの4本、そして下前歯2本の計6本です。
歯磨きは朝ご飯の後と夕ご飯の後の1日2回。
市販のお菓子やジュースは極力控えていますが、おじいちゃんおばあちゃんが孫のためにと買ってきてくれたものを無下に断ることができず、たまーに預かってもらうこともあるため、やんわり言う程度であまり強くは言えずにいます。自分の親なら強く言えるんですけどね(^^;
こんにちは、奥戸サオリです。
今回は、1歳半健診を間近に控えた中で見つけた虫歯らしき影を診てもらうために、少し早めの歯科デビューをした時の様子と、そのメリットについてまとめました。
目次
えっ!?これってまさかの虫歯!?
息子と遊んでいる時、大きな口をあけて笑う息子。
その口の中で光る…、いや、何かくすんだ影のようなもの。
これって、もしや…!?
引き続き息子の笑いをキープしつつ、すかさず口の中を撮影したのがコチラ↓
わかるでしょうか?うっすらグレーっぽいような薄茶色っぽいような色が、歯と歯茎の間に付いています。
見つけた瞬間、衝撃が走りました。
写真を撮るために息子を笑わせながらも、きっと私の目は笑ってなかったことでしょう。(←コワイですね笑)
わずか1歳5ヶ月で虫歯にさせてしまったかと、後悔の念に駆られました。
とにかくすぐに歯科で診てもらおうと近くの小児歯科を予約して行ってきました。
こちらのサイトでは小児科医の専門医や認定医を全国から検索できます。↓
虫歯確定だと思ったら…
まず結論から言うと、「これは虫歯ではないですね。」とのことでした。
私の中では勝手に虫歯確定だと思っていたため、その言葉にやや拍子抜けして、「えっ?すみません、もう一度。」と聞き直してしまいました(^^;
虫歯のように見えた部分は茶渋などによる着色汚れとのことでした。(良かったーε-(´∀`*)ホッ)
「赤ちゃんでも着色汚れなんてあるんですねー。」と驚いてたら、歯科医の先生から「むしろ乳歯の方が歯質的には着色しやすいんですよ。」とのことでした。(知らなかった!)
他に歯科医の先生からは以下のように言われました。
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着色汚れは虫歯の原因にはならないので、放っておいても特に問題なし。
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気になるようなら、もう少し大きくなって大人しく口を開けていられるようになってからクリーニングすることも可能。
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着色を無理に落とそうと歯ブラシでゴシゴシ強く磨くのは絶対NG。(←歯の表面を傷つけてしまい、余計に着色汚れがつきやすくなるとのこと)
とにもかくにも、虫歯じゃなくて本当に良かったです(´;ω;`)
1歳5ヶ月で歯科デビューは早い?
大半の方は自治体で行われている1歳半健診が歯科健診デビューとなる場合が多いようですが、実際のところいつデビューするのがベストなんでしょう?
歯科医の先生に「歯医者に連れてくるには少し早いのかなぁと思ったんですけどね~。」と何気なく言ったら、「全然そんなことないですよ。」との返答。むしろ歯が生えてきて何か気になることがあったらいつでもOKとのことでした。
今回の虫歯疑惑がなかったら、うちの息子はまだ生えてる歯の本数も少ないし、当然のように1歳半健診まで歯科とは無縁だと思っていましたが、早めの歯科デビューは意外とメリットも多かったんです!
早めに歯科デビューして良かった点
①虫歯チェックだけでなく、歯磨き指導を実演で見せてもらえる。
→歯磨きの仕方は本やネットでも調べることはできますが、実際わが子に仕上げ磨きをしようとするとマニュアル通りにいかないことの方が多いですよね。歯科医の先生に実演で見せてもらえたことで、コツやポイントをわかりやすく説明してもらえました。
②フッ素塗布をしてもらえる。
→市販のフッ素配合ハミガキジェルも使用していますが、歯科で塗布してもらえるフッ素は以下のように濃度が違うとのことです。
【医療機関で受けるフッ素と、歯磨き粉剤に含まれるフッ素の違い】
これら2つの違いは、フッ素の濃度にあり、期待できる効果も少し異なります。歯科や市町村の保健センターなどの医療機関で使用する高濃度のフッ素(9,000~123,000ppm)は、歯質の強化を特に期待することができます。一方で、薬局やスーパーなどで販売されているフッ素配合の歯磨き剤などに含まれる低濃度のフッ素(500~1,000ppm)は、使い続けることで再石灰化の促進や酸を作る力を抑えることを期待することができます。これらを併せて行うことで、虫歯予防の効果がより高まります。
出典:フッ素塗布で虫歯予防 歯の豆知識!/歯医者さんネット(新しいタブで開きます)
③食事やおやつの与え方など、虫歯になりにくい食生活についてもお話してもらえる。
→おやつはできるだけ市販のお菓子やジュースは避けて、ダラダラと長時間食べたり、チョコチョコと間食するのは虫歯ができやすい原因の一つなので、しっかり時間を決めて食べることが大事とのことでした。薄々は知っていましたが、歯科医の先生にはっきり指摘してもらえたことで、おじいちゃんおばあちゃんにも「この前、歯医者に行ったら先生にこう言われちゃってー。」と先生をダシに使えます!(←コラコラ、言い方^^;)
④早い年齢から通うことで歯医者さんに慣れることができる。
→実はこれが一番のメリットかもしれません。私が行った小児歯科は単に歯の治療だけではなく、「子どもたちの心と体の健康管理」を謳っており、緊急の処置を要する場合以外は初めに2~3回の練習(スタッフと子どもの信頼関係を築くためのもので、コミュニケーションがメインの簡単な処置と検査)なども行っていました。いざというときに処置がスムーズにできるよう、歯医者さんに慣れることは大事なことだそうです。
まとめ
息子にとっては1歳半健診が初めての歯科健診になると思っていたので、今回の虫歯疑惑によってちょっぴりフライングデビューとなりました。
が、結果的に虫歯ではなかったことや、早めの歯科デビューで得るメリットも多かったため、良い経験ができたと思います。
早めの歯科デビュー、案外オススメですよ♪
※歯科医院によっては年齢制限(何歳から診察可能)を設けている所もあるようなので、予約する際にご確認ください。